コロナ禍における新時代SNS
2021年1月末から音声版Twitterこと「Clubhouse」(クラブハウス)が日本でも話題になってきています。
今回はその新時代SNS「Clubhouse」について、その他SNSとの違いなどを比較していきます!
特徴
サウンドベースのSNS
最大の特徴は、音声のみのコミュニケーションが軸となっているSNSという点。
従来のSNSでは、テキストベースが主流であり、最近では画像や動画などメディアに寄ってきている印象もある中で、この「Clubhouse」はサウンド(音声)のソーシャルネットワークアプリとなっています。
巷では音声版Twitterなどとも言われています。
完全招待制
そしてもう一つの特徴が、ユーザーは完全招待制での登録という点。
一つのアカウントは2人までしか招待出来ず、誰でもアプリをダウンロードして登録出来る訳ではありません。
本来、ユーザー数を爆発的に伸ばしていきたいはずの新規SNSとしては、かなり面白い取り組みだと思います!
実際2021年初頭の日本では、招待制が功を奏し、大きな話題になると共にユーザー数も直実に増加傾向にあるようです。
(実際僕の周りでも登録者が日に日に増えています(^_^;))
概要
運営はアメリカの企業、Alpha Exploration.Coです。
企業HP▼(めちゃくちゃシンプルです)
「Clubhouse」が出来たのは2020年4月で、漸く1年経とうとしているくらい。
アメリカでリリースされてから、1億ドルの資金調達をするなど確実に成長しており、12月には60万人のユーザーがいるとされています。
(日本で流行りだした1月には200万人との噂も…)
使用方法
電話番号を元に、アカウント保有者から招待を受け、基本的に実名でのアカウント登録をします。
その後は「room」と呼ばれる部屋に入って、
- 誰かの話を聞きに行くか
- 自身で部屋を作りそこで発信するか
という使い方になります。
聴衆から話者になることも
「room」の作成者が通常は話者(発信者)となって、話したり、音楽を演奏したりとサウンドベースでの発信を行い、「room」に参加した聴衆(参加者)はそれを聞くことしか出来ません。
TEDやラジオを流し聞きしている感覚ですね!
ただ、「挙手」することで発信者側に許可されると、参加者であっても発信者側に回ることは可能です。
実際体験した内容としては、国内でもかなり有名なインフルエンサーの方へ企業したい大学生が質問しているというroomでした!
普通はまあまあ高いセミナーに参加したり、お偉いさんが集まる会食とかでしか恐らく聞くことが出来ないであろう情報を、生の声として聞けるという経験は、その学生さんにはもちろん、僕を含め聞いていた人達にとっても有意義であったに違いありません。
「room」の設定
「room」には、以下3つの設定が可能です。
Open:誰でも参加可能
Social:フォローしている人のみが参加可能
Closed:特定の追加した人のみが参加可能
ゆるい雑談をするためや、自分の音楽を聞いてほしい!などといった時にはOpen
同じ趣味での情報共有、同期の雑談などはSocial
セミナーやオンラインサロンみたいな時にはClosed
といった使い分けが出来そうです。
「FOMO」と呼ばれる感情
「FOMO」という言葉を皆さんご存知でしょうか…?
これは”the Fear Of Missing Out”の略語で、2011年にNew York TimesがSNS病の一つとして名付けました。
見逃しの恐怖などと訳されますが、取り残される恐怖、自分だけが置いてけぼりを食らってしまう不安などの意味を表しています。
このおかげでSNSの利用頻度が上がったり、エスカレートすると依存に繋がることにもなります。
SNSは今や現代人は当たり前のように使用しており、情報が一瞬で流れていく今日において、特に若者を中心にこの「FOMO」の傾向が見られると言われています。
「Clubhouse」ももしかすると、こういった感情もあって急速に広まっているのかもしれませんね。
各SNSとの違い
匿名でメールアドレスによって、複数アカウントを取得可能
→趣味用などで分けている人も多いですよね。
RTなどの機能によって拡散力がある
→他人の投稿をボタン一つで、別の誰かへ共有・拡散することが出来ます。
実名制が基本
→最近では個人より、企業などの公式の情報発信向けに利用されている印象があります。
画像や動画が中心
→音声のみの投稿も可能だがユーザー層とは合っていないと思われる。
まとめ
今回は、音声版Twitterこと「Clubhouse」(クラブハウス)について、記載してみました。
参考になれば幸いです!
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